十四階の隠し通路の先を探索していたら、いきなりスノーゴーストの強いやつに乱入される。しかも弱点が火じゃない! というか、さらにもう一匹乱入してきたんですが。どんな雪の洗礼だ。
 その後、まったく姿を見なくなったので安心していたら、十三階で再び奴に遭遇する。
 ……地図に表示されないFOEか! うへえ。
 ……↑を書いて、さて続きをと思ってDS本体を持ったら、うっかりRボタンに触って隣にいた白雪の魔神と戦闘。もうね、アホかと。ちょうど春歌のフォースゲージが溜まっていたから何とかなったけど、それがなかったらかなりヤバかった。
 ……扉の前で感じた威圧感は何だったんだろう? 氷王の墓所には何もいなかった……。

 十五階の夜。踏み込んだ扉の先に待っていたのは……。
千影「魔弾の銃士……」
ライシュッツ「とうとうここまで来てしまったか」
咲耶「あの時の視線は、やっぱりあんたやったんやね」
ライシュッツ「我は警告した」
春歌「なぜ私たちの邪魔をしますの!?」
ライシュッツ「その言葉に逆らい、樹海を進むならば、相応の報いを覚悟してもらおう!」
テムジン「ふがふが!」
アーテリンデ「あたしたちは彼女を守りたいの」
千影「天の……支配者……」
アーテリンデ「どんな姿になろうと彼女はあたしにとって大切なの。だから……」
咲耶「……」
 咲耶のツバメ返しが閃き、千影の呪言がライシュッツの腕を縛る。かつて名をはせたギルド「エスバット」と言えど、二対五では勝負にならない。銃士と呪医が白銀の世界に崩れ落ちるのはあっという間だった。
アーテリンデ「……まさか、これほどの力を身につけていたとは……」
ライシュッツ「我らの負けだ。自由に……進むがいい」
春歌「当然ですわ」
ライシュッツ「一つだけ頼みがある」
千影「……なんだ」
ライシュッツ「天の支配者の討伐を……」
咲耶「わかった。うちが何とかしたる。天空の城も、天の支配者も……氷姫のこともみんな、このティルナノーグがなんとかしたる!」
 広大な氷の広間の中心に、それはいた。
 恐るべき敵……闇の書の防衛プログラムスキュレー!
 千影の呪言がスキュレーの自由を奪い、咲耶のツバメ返しと春歌の雷の術式がその異形を切り落とし、炭に変えてゆく。
 とどめを刺したのは、鋭い触手に貫かれ自らの血にキレた千影のペイントレードだった。
春歌「これで……良かったのでしょうか」
咲耶「いいわけあらへん。こんなん……いいわけあらへん」
千影「天の支配者……」
咲耶「絶対、許さへん。人の命を弄ぶようなんは……絶対……」
テムジン「ふが……ふが(十四日で復活するしね)」
咲耶「このパンダが! パンダがっ!!」

 十六階、第四階層への階段を上るとそこは……。
亞里亞「き〜れ〜い〜な〜の〜」
咲耶「これは……見事やね……」
春歌「異国の地に咲くサクラという花に良く似ていますね」
千影「サクラが綺麗に色づくのは……その根元に……死体が埋まっているから……そんな話がある……」
咲耶「ここは世界樹の中。あながち間違ってへんかもな」