制作裏話 追加シェル編

各追加シェルの制作裏話とか。
 作ろうと思ったきっかけ、苦労話、制作秘話……という感じで。
・「屋敷或いは館ベニゾン ver 2.0」専用シェル「crimson」
 初めて作った追加シェルにして、いまだに超えられない最大の壁。
 これはもう、本当にスナさんが好きというだけの理由で作ったのよねー。元々は壁紙用にデザインした衣装(http://www24.big.or.jp/~tir/Seri/1800/6107.jpg)なので、やたらと細部が凝っていてシェルサイズにするのに苦労をした。
 これのためにバラのレースをデザインして、今でもよく使いまわしてます。スカートとかマグロスキーの舌とかに描かれている模様は、何か魔法使いっぽい感じにしたかっただけです。一応、ウィザードリィスタッフをイメージしてはいるんですが。
 赤・黒・金は使いやすい配色で、格好良く見える……けど、ストッキングのツヤツヤ感で苦労した気がする。
 当時の日記にも書いてあるけれど、人化エシャさんは本当に箒の時もあんな感じに見えていたのよ? それだけmaster shell の表現が秀逸だったのよね。
 ところで、ver.3 はまだリリースされませんか?

・「Milky Season」専用シェル「SWEET SAKURA TEA」
 すっかり風化した記憶。というわけで、当時の日記を調べてみた。
 どうやら、8さんの追加シェルが可愛かったので、作ってみたかったらしいです。
 ……アホか。
 それはそれとして、ましゅまろのデザインで頭を抱えた記憶がありますよ。「ましゅまろ」って名前なのに、master shell はどう見ても大福です。
 服のデザインはピンクロリータで、フリルとリボンでこてこてにしてみました。全体に甘あまにまとまったけど、表情だけがちょっと硬いかも。今だったらもっと……。

・「砂霧&タマ」専用シェル「ねこさぎり」
 ……なんだろう。何で作ったのかまったく思い出せない上に、当時の日記を見ても何も書かれていない。たぶん、単純に砂霧さんに惚れたんだと思うけど。
 デザイン面では、パンクな格好にしたくてファスナーとか安全ピンとかを付けて、あとはmaster shell のイメージを残すために包帯とか巻いた。ネコ耳に見えるのはリボンで、尻尾は……しっぽは……アクセサリー?
 タマのデザインには苦労した。元のデザインがすでに完成しているので、散々悩んだ挙句にあんなカタチに。あれは確か、黒姉さんのトコロのうにゅうが普通より丸いのを参考にした気がする。

・「フランチェスカ」専用シェル「MANMACHINE INTERFACE」
 名前を見ればわかる通り、元ネタは攻殻機動隊です。電波な感じを出したくて、サイバーちっくなデザインにしたのでした。アイデア自体はずっと前からあったのだけれど、デザインが上手くまとまらなくてお蔵入りしていたのですよ。体にパターンを描くというのは決まっていたけれど、露出度との兼ね合いとかで……。結局、見事なまでに下着になりましたね。この頃から「ぱんつだけど恥ずかしくないもん」という脳になってきたらしいです。
 左腕に描かれているのは「FRANCESCA」で、右腕に刺さっているのは真空管っぽい何か? 手の甲にはコネクタを挿すためのジャックとかあります。目の下のバーコードは適当。
 虚空を見つめているのはいいとしても、髪を青くしたのはちょっとした冒険でした。確か、ゴーストセンターでざーっとフランチェスカのシェル群を眺めて、「青系ってないよなー」と思ったはず。

・「繋がれた風」専用シェル「銀嶺より至る風」
 確か、うわひょで話題になっていたので見に行ったら、可愛かったから作った。わけがわからないと思うかもしれないが、事実なのよ?
 この頃はやたらと凝った格好ばかりさせていたから、ちょっとシンプルにまとめたみた。もうちょっとアクセサリーとか付けても良かったかも。
 配色が地味で、赤い瞳の印象が強すぎるから、そのあたりは直したいかしらねー。

 長くなってきたので、続きはまた今度。