黄衣の王が北の大陸を目指して海へと漕ぎ出した後、新たに「黄衣の王の後輩」を名乗るパーティーが現れた。
 名前だけの偽者が現れては、迷宮へ入って化けの皮が剥がされていく中、その少女たちは本物のギルドカードを持ちそれに見合った実力で次々と迷宮の難関を突破して行った。
新「黄衣の王」(第四階層突破時点)
・ベガ/プリンセス/LV39/女/15歳
 王家の血統 ★
 リインフォース ★
 攻撃の号令 LV5
 防御の号令 LV5
 リセットウェポン LV3
 予防の号令 ★
 採取 LV1
 採掘 LV1
 伐採 LV1
 さる名家の三女で、よく言えば無邪気で天真爛漫。
悪く言えばワガママで自分勝手。
 他人に命令することに慣れており、自ら体を動かして何かをすることはない。
 これだけだとただの嫌なお嬢様だが、自分のために働いてくれる相手には極上の笑みで頭を撫でるというクセがあり、何だか微妙に好かれている。
・リゲル/ウォリアー/LV39/女/22歳
 常在戦場 ★
 剣マスタリー ★
 ラッシュ LV5
 ブレイドレイヴ LV5
 ウルフハウル LV2
 TPブースト Lv6
 採取 LV1
 採掘 LV1
 伐採 LV1
 剣一本で身を立てようと、アーモロードへやってきた冒険者
 薄着で大剣を振り回して敵をめった切りにするのだが、デネブあたりから見ると「なぜあの乳が邪魔にならないのか?」不思議でならないらしい。
 剣の腕を磨く事以外には興味がなく、良く言えばストイックだが、単なる世間知らずという気がしないでもない。
ミモザ/パイレーツ/LV39女/24歳
 トリックスター ★
 突剣マスタリー LV7
 銃マスタリー ★
 クイックドロー ★
 ラピッドファイア LV1
 採取 LV1
 採掘 LV1
 伐採 LV1
 早撃ちが得意で、神速の抜き撃ちで敵を蜂の巣にする。
 何事も「安全圏から」楽しむ性格で、決して自分から首を突っ込んだりはしない。
 ベガやリゲルが起こす揉め事を、横でニヤニヤしながら見ているだけで、絶対に助けたり口を出すことはない。
 大量の弾丸は胸の谷間の不思議空間にしまってあると、デネブは頑なに信じている。
・アルタイル/ビーストキング/LV39/女/14歳
 獣王マスタリー ★
 捨身の心得II ★
 ビースト帰還 ★
 剣虎招来 LV5
 ビーストロア ★
 採取 LV1
 採掘 LV1
 伐採 LV1
 いつもニコニコ笑っているが、無口でめったに喋らない。
 生まれたときから一緒に育った剣虎「ナスル」と共に、ベガのペットとして売られてきた。
 ベガに尽くすように教育されており、「おはよう」から「おやすみ」の先まで常に行動を共にするが、ベガを守る以外に自ら行動を起こす事はない。
・デネブ/ゾディアック/LV39/女/18歳
 エーテルマスター LV7
 炎マスタリー LV3
 氷マスタリー LV3
 特異点定理 ★
 炎の星術 LV5
 氷の星術 LV5
 エーテル圧縮 ★
 ダークエーテル ★
 採取 LV1
 採掘 LV1
 伐採 LV1
 誰にでも愛想を振りまき人当たりが良いが、実は心の底で呪詛の言葉を吐いている仮面の女。
 自身の幼児体型に劣等感を抱いており、ことあるごとにリゲルやミモザを体を揉みしだいては成長のヒミツを知ろうとしているらしいが、単なるにこやかセクハラ魔女にしか見えない。
 世界樹の迷宮にならば、成長を促進する不思議な薬の素材があるのではないかと期待している。

 旧「黄衣の王」との関係は不明だが、所持しているギルドカードが本物であることは間違いないため、両者の間には何かしらの関係があるのは疑いようがない。

 ワガママお嬢様のベガは、他人の頼みを片端から断り倒してゆくので、カナエの頼みもアガタのお願いもオランピアの言葉にも全て「NO」と答えてしまった……。