ちょっと作業に飽きて、次の予定時間まで空きができたので作業の手順の話とか。
イメージラフを描く
→下描きをする(ラフがそのまま下描きになることのほうが多い)
→飽きるまでポーズ差分を描く
→線画を作る
→色を塗る
→仕上げる
→表情差分を描く
→トリミングしてリサイズする
→surface化ボタンを押す(ベースサーフィス完成)
→表情差分を切り出す
→surfaceとして保存する
→定義ファイルを書く
→動作チェック
→修正する(差分の半ドットズレが多い)
こんな感じ。
ポーズ差分の下描きを先にするのは、線画に手を付けると差分とか面倒くさくなるから。
あと、素体と差分との切り分けを早い段階でしておかないと、あとで描き直す範囲が増える。
表情差分が後回しなのは、とりあえず完成形を見て満足したいから。
塗ってみたらイマイチで、そのままお蔵入りさせるのがこのタイミング。
差分の「半ドットズレ」というのは、シェルサイズに縮小した時に各差分が均一に縮小されないために発生する微妙なズレのこと。まばたきアニメーションなどに影響する。
これを嫌って最初からシェルサイズで作業をする方法もあるが、細かい描き込みができなくなるので自分はめったにやらない。