自分の見て回った範囲内での有効回答数自体が多くないので、偏った結論を導く可能性はあるが、とりあえずまとめておく。ちなみに、「多くない」というのはリリースされているフリーシェル利用ゴーストの総数に対する比率であり、辺境のサイトの日記に思いつきで書かれただけの質問に対する回答としては、ちょっとどうかと思うくらい皆さんよく反応してくださっています。ありがとうございます。

フリーシェルを見つけてからゴースト化を思い立ちましたか? それともゴーストのイメージに合ったシェルを探しましたか?」
 そもそも「ゴーストを作りたい」という欲求自体があって、それからシェルと出会うパターンが多いようだ。その際、明確なゴーストのイメージを持っていれば意識的にシェルを探すし、何となくでしか考えていなければ、シェルからイメージを膨らませている。
 何のイメージもなく、いきなりシェルを見かけて「ゴーストを作りたい!」と思う人は少ないようだ。

「そのフリーシェルとはどうやって出会いましたか? 検索サイトですか? 口コミですか? あるいはそれ以外の何かですか?」
 巡回先でリリースされていて……というパターンが思いのほか多かった。考えてみれば、巡回先にしているほど興味のある絵師が作ったシェルなのだから、使ってみたいと思うのも当然か。
 情報サイトとしては「フリーシェル報告スレ」が比較的活用されているらしいが、他はいまいちふるわない。古いシェルの場合には、氷雨研究所の開発倉庫が利用されていたようだ。やはりプレビューがあるのが強みか。

「同じフリーシェルを利用したゴーストを意識していますか? また、何か差別化を図っていますか?」
 差別化を強く意識しているゴーストマスターはあまりいないようだ。「他との差別化」よりも、「自身のイメージに合わせるための改変」の方が有力な動機付けとなるらしい。
 また、シェル自体で差別化を図る場合には、自力での改変という方法をとる人が多い。やはり絵師に直接依頼するというのは、少々敷居が高く感じられるようだ。

 以上の事を踏まえた上で、あたしがやるべき事は……。
 だからさっさと次のシェルを出せよ。
 いや、うん。ちゃんと作ってますよ。今日の日常。もそれだしね? 追加シェルだけど。