今日の日常。は、公開されている中では最新のshell になる深冬先生の作業実寸。この程度のサイズなんですよ?
 下描きまではアナログ作業で、A4のコピー用紙の半分に0.5 のシャーペンで描いてます。
 腕の差分はライトボックスを使ってアナログで複製。腕部分だけ描き変えるという古典的な方法です。デジタルでやると、いまだにバランスがつかめないため★
 表情差分は基本的にデジタルです。大きく崩す場合には、アナログで下描きすることも。
 下描きは150dpi で取り込んで、SAI でペン入れ。ほぼ筆圧アリの2px の鉛筆で描きますが、表情と細かい模様なんかは1px で。
 深冬先生の場合、眼鏡とネームプレートは後からフォトショップで範囲選択ツールとか使って作ってます。形のしっかりした無機物は、この方が楽なので。ちなみに、ニットの縞模様は筆圧感知ナシの……3px か4pxで手描き。
 彩色に関しては、特に言う事も無いわね。マジックワンドでビシッと選択範囲を作って、バシッと塗りつぶすだけ。影とかは何となくそれっぽく見えるように手描きで。
 最後に主線を色トレスして、塗り残しが無いか確認したら、「サーフィス化」ボタンで仕上げ処理をして保存するだけですよ。ちなみに、フォトショップのアクションに登録してある「サーフィス化」ボタンの内容は業務上のヒミツ。そんな大した事はしていませんが、内緒にしたおいた方が偉そうに見えるでしょう?

 ……リアルで、目の前でshell とか作って見せて欲しいなあ。誰か、近所にお住まいのシェルマスターの方、いらっしゃいませんか?
 みんなでデスクトップを持ち寄って、それぞれにshell を作るというオフ会はどうだろう。
 ヒント:……デスクトップ?