本分は思い出したけど、この件については責任意識を持って立場を明確にしておく。
 フリーシェル使用ゴーストの差別化というのは、ghost部で行っても意味がない。なぜなら、それはセンターでのプレビューやスクリーンショットではわからないからだ。
 タウンやノートであればキーワードやタグによって方向性の見当をつけることはできるが、ビジュアルのもつ訴求力というのはそれ以上だと信じている。
 プレビューを見た時点で、「またこのフリーシェルを使ったゴーストか」と思われたら負け。
 それとは別に、先手有利の問題。
 ほかのゴーストに先駆けてあるフリーシェルを利用したものをリリースしたとしても、必ずしも有利になるとは限らない。それが直ちにセンターなどに登録されても、すぐにインストールして立たせるほどの重度のユーザーはそれほど多くない。また、そのようなユーザーであれば、後発の同シェル利用ゴーストでも同じようにインストールして立たせるだろうから、先手有利は失われる。
 センターで新着として表示されている間は多くの目に留まるだろうが、早ければ三日、遅くとも一ヶ月程度で新着からは落ちてしまう。ライトユーザーであれば、それほど頻繁に新着ゴーストを探しに行ったりはしないのではないだろうか。事実、最初に口コミで教わった数人以外はまったくインストールしていないという現実を少なからず知っている。
話がそれた。
 リリース自体の先発後発に関わらず、インストールした順番がユーザーの持つイメージの順番になる。後からリリースされた同シェルゴーストでも、先にインストールされればその子が一人目になる。そのイメージで先行リリースされた別の子を見れば、「イメージと違う」という事にならないだろうか。
 まとまらなくなってきた。
 要するに、重症患者は何でもインストールするから先発後発はあまり重要ではないし、ライトユーザーはそもそもインストールしないから関係ないという話。
 ……何か言いたかった事と違う気がするなあ。
 結論。
 いいから黙って次のシェルを作れ。